林業経営管理手法の体系化(613)
林業経営管理手法の体系化(613)
課題番号 | 1995004895 | ||
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研究機関名 | 森林総合研究所(森林総研) | ||
研究期間 | 継H04〜H08 | ||
年度 | 1995 | ||
研究問題 | 先進開発地域の森林機能特性の解明とその総合的利用手法の確立 | ||
大課題 | 多様な保続的林業経営と施業技術の体系化 | ||
中課題 | 保続的林業経営方式の体系化 | ||
小課題 | 林業経営管理手法の体系化(613) | ||
摘要 | 近年の林業経営変容の実態を探るため、京都府京北町(先発林業地)を対象に農林業センサスの分析、ならびに長伐期大径材生産を主体とした大規模林業経営(I家/所有森林面積320ha)についての基礎的調査を行った。後者からは、次の点が明らかとなった。I氏のような長伐期大規模経営を持続させる上で最大の問題は、相続税支払問題である。伐期100年経営の場合には、3回ほどの相続に突き当たるが、長伐期を基本とした保続経営の場合、現在の木材市場条件下では、林業収入からの相続税稔出が困難なため、林業外収入確保に向かわざるをえない(林業離れ)。大規模経営において森林資源の保続性−林業経営の持続性を維持する上で、相続税問題が最大のネックとなっていることが摘出された。 | ||
研究分担 | 関西・経営研 | ||
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030047623 | ||
収録データベース | 研究課題データベース |