主要樹種の環境適応性機構の多様性に関する研究(697)
課題番号 | 1995005001 |
研究機関名 | 森林総合研究所(森林総研) |
他機関 | 国際農研【丸山温;大角泰夫】 |
研究期間 | 継H05〜H07 |
年度 | 1995 |
研究問題 | 海外における森林特性の解明及び環境保全技術、持続的利用技術の開発 |
大課題 | 海外における森林生態系の特性解明及び環境保全技術の開発 |
中課題 | 森林生態系における生物相の保全技術の開発 |
小課題 | 主要樹種の環境適応性機構の多様性に関する研究(697) |
摘要 | マレーシア国において裸地および帯状伐採地にそれぞれ育つShorea leprosula稚樹とAcacia mangium稚樹の水蒸気拡散コンダクタンスおよび水ポテンシャルの日変化を測定し、気孔を介した水消費に関する種特性を比較した。調査地はPeraw州Chikus Forest Reserveに隣接した帯状更新試験地である。その結果、早生樹であるA. mangiumは日中の気孔閉鎖の程度が小さく、フタバガキの一種であるS. leprosulaは直達光が数時間あたるだけで気孔閉鎖することがわかった。このことは、S. leprosulaの裸地での更新不良のひとつの原因であると思われた。(1−2−5) |
研究分担 | 森林環境・環境生理研 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030047729 |
収録データベース | 研究課題データベース |