ブドウ黒とう病抵抗性の早期検定法の確立及び抵抗性の遺伝様式の解明(18)
課題番号 | 1995001214 |
研究機関名 | 果樹試験場(果樹試) |
研究期間 | 継H01〜H10 |
年度 | 1995 |
研究問題 | 果樹の品種と台木の育成 |
大課題 | 果樹の品種育成 |
中課題 | 果樹の遺伝様式の解明 |
小課題 | ブドウ黒とう病抵抗性の早期検定法の確立及び抵抗性の遺伝様式の解明(18) |
摘要 | 黒とう病に対する抵抗性の強さに基づいて5年度に交雑した6組合せの実生を養成し、そのうちの73個体について切離葉接種法によって黒とう病抵抗性の検定を行った。その結果、幼苗の黒とう病抵抗性検定に切離葉接種法を適用できることが判明した。しかし、切離葉接種法は、生育のそろった挿し木苗の検定においては安定した結果を与えたが、実生では生育速度に大きな差があることと、反復して検定することができないことから検定結果の信頼性が低かった。したがって、幼苗検定には第1葉と第2葉の2枚の葉を供試すること、それぞれの葉位ごとに接種菌密度を検討すること、生育速度をそろえるための施肥量及び栽植間隔を検討することが必要と考えられた。 |
研究分担 | 安芸津・育種研 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030047762 |
収録データベース | 研究課題データベース |