グルカナーゼ遺伝子導入によるリンゴの菌類病抵抗性育種素材の開発
課題番号 | 1995001304 |
研究機関名 | 果樹試験場(果樹試) |
研究期間 | 新H07〜H09 |
年度 | 1995 |
研究問題 | 果樹の育種技術の開発 |
大課題 | 果樹類の生物工学的育種技術の開発 |
中課題 | 果樹類の遺伝子操作技術の開発と利用 |
小課題 | グルカナーゼ遺伝子導入によるリンゴの菌類病抵抗性育種素材の開発 |
摘要 | リンゴの育種においては、これまで主として交雑育種法によって果実形質の改善と病害抵抗性を含む樹体形質の改善を図ってきた。病害抵抗性の強化に関しては、抵抗性を有する栽培品種を選抜し、育種親として利用している他、野性種からの抵抗性遺伝子の導入によって数種の病害に対する複合抵抗性品種の育成に成功している。しかし、交雑育種のみによっては、幼若期間の長いリンゴの場合は、数十年単位の長期間を要し、また、抵抗性素材のない病害については育種ができない現状である。一方、近年、キチナーゼやグルカナーゼ等の溶菌酵素遺伝子を植物に導入することによって、菌類病抵抗性が増強されることが知られているため、リンゴについてもこれらの遺伝子を導入し、新しい病害抵抗性育種素材の獲得を図る。 |
研究分担 | 盛岡・育種研 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030047852 |
収録データベース | 研究課題データベース |