課題番号 | 1995001361 |
研究機関名 | 果樹試験場(果樹試) |
研究期間 | 継H05〜H09 |
年度 | 1995 |
研究問題 | 果樹の生理・生態特性の解明による栽培管理技術の開発 |
大課題 | 果樹の成熟生理及び成熟異常の要因解明と制御技術の開発 |
中課題 | 果実の成熟及び品質に関与する要因の解明と制御技術の確立 |
小課題 | 果実の成熟要因の解明と品質の制御技術の開発(177) |
摘要 | ABAの外生処理による果実品質への影響を検討した。温州みかんの果梗部に対し天然型ABAのペースト処理を9月6日に行い、その後の果皮、果肉中のABA含量の変化を追跡し、着色開始期以降はそれと並行して果汁の糖、酸の変化を追跡した。その結果、処理は減酸を促し着色開始期の酸は対照より低かった。しかし、着色が進むにつれその差は縮小し完全着色期には解消した。糖への影響は実験期間中みられなかった。このことは処理による果皮及び果肉中ABAの増加が処理後7日以内の短期間に過ぎなかったことが原因と考えられた。今後はより長期に果実のABAレベルを高く維持する方法を検討する必要がある。 |
研究分担 | 興津・栽培研 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030047909 |
収録データベース | 研究課題データベース |