モモのポリガラクチュロナーゼのDNAプロープを用いた果実肉質評価の早期選抜システムの開発(287)
課題番号 | 1995001468 |
研究機関名 | 果樹試験場(果樹試) |
研究期間 | 完H02〜H06 |
年度 | 1995 |
研究問題 | 果実における流通利用技術の確立 |
大課題 | 果実の生理機能発現機構の解明とその応用技術の確立 |
中課題 | 果実品質の生理機能発現要因の解明と制御技術の開発 |
小課題 | モモのポリガラクチュロナーゼのDNAプロープを用いた果実肉質評価の早期選抜システムの開発(287) |
摘要 | モモの日持性の改善は重要な育種目標の1つである。しかし、育種現場で日持性を検討するためには初結実後、数年を要する。この点を改善するために本研究では遺伝子マーカーを用いた早期選抜システムを開発し、育種の効率化を図るとともに他樹種の主要形質に関する早期選抜マーカー開発の一助とする。モモ果肉からcDNAライブラリーを構築し、スクリーニング用プローブを作成した。このプローブについてシークエンスを行ない‘あかつき’のポリガラクチュロナーゼ遺伝子を選抜した。しかし、このプローブは日持性を評価するには不適当であった。そこで、果実の日持性と相関を示す遺伝子配列を検討したところプローブp1が見出された。当初に計画したポリガラクチュロナーゼ遺伝子による判定はできなかったが、それに代る遺伝子マーカーの単離に成功した。 |
研究分担 | 育種・育種4研加工適性研 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030048016 |
収録データベース | 研究課題データベース |