中山間地における水田耕作放棄の流出への影響とその評価(3)
課題番号 | 1995002555 |
研究機関名 | 北陸農業試験場(北陸農試) |
研究期間 | 継H05〜H07 |
年度 | 1995 |
研究問題 | 多雪地農業・農村の発展のための基盤的方策の構築 |
大課題 | 地域資源の評価と保全・利用方式の開発 |
中課題 | 農用地の保全・整備と水利用方式の確立 |
小課題 | 中山間地における水田耕作放棄の流出への影響とその評価(3) |
摘要 | 中山間地域(新潟県松代町)における耕作中の水田と耕作放棄された水田からの流出特性や土壌の物理性を比較することによって、水田の洪水防止機能等の公益的機能の評価を行うことを目的としている。6年度は、100年確率以上の大渇水であった。そのため、渇水の影響が顕著に現れた7月を境に流出特性は異なった。すなわち、5〜6月では耕作放棄区の方が水田に比べて全流出、ピーク流出とも大きいが、それ以降は反対に水田の方が大きくなっている。これらの結果は、管理が行われる水田と気象条件に大きく左右される耕作放棄区での亀裂の消長の違いによるものと考えられた。7年度は、精度の良いデータを継続して収集する。 |
研究分担 | 地域基盤・農村整備研 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030048104 |
収録データベース | 研究課題データベース |