主要作物の病原菌レース生成機構の解明(83)
主要作物の病原菌レース生成機構の解明(83)
課題番号 | 1995002590 | ||
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研究機関名 | 北陸農業試験場(北陸農試) | ||
研究期間 | 継H05〜H08 | ||
年度 | 1995 | ||
研究問題 | 高品質米の高能率・低コスト生産のための革新的稲作技術の開発 | ||
大課題 | 水稲生産環境の機能解明と環境保全型制御技術の開発 | ||
中課題 | 水稲病害の発生生態の解明と制御技術の開発 | ||
小課題 | 主要作物の病原菌レース生成機構の解明(83) | ||
摘要 | 北陸、近畿地方におけるいもち病菌レースを調査した。北陸地方においては10種類のいもち病菌レースが分離された。このうちレース001と003の分布率が高く、それぞれ36%と25%を占めていた。この他では、抵抗性遺伝子Pi−zをもつ品種能登ひかりが作付けされている石川県でレース041が24%、Pi−zとPi−iをもつハナエチゼンが作付けされている福井県でレース047が15%分離された。近畿地方においては12種類のレースが分離されたが、もっとも分布率の高いのは007であり、17%を占めていた。次いでレース001、005、003、037の順に分布率が高かった。近畿地方においては抵抗性遺伝子Pi−iまたはPi−aとPi−iをもつ品種がいずれの県においても14〜27%作付けされており、このことがレース005や007の分布率を高めていると推察された。 | ||
研究分担 | 水田利用・病害研 | ||
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030048139 | ||
収録データベース | 研究課題データベース |