課題番号 | 1995002617 |
研究機関名 | 北陸農業試験場(北陸農試) |
研究期間 | 完H04〜H06 |
年度 | 1995 |
研究問題 | 高品質米の高能率・低コスト生産のための革新的稲作技術の開発 |
大課題 | 高品質米生産の低コスト化・軽労化のための栽培管理、機械作業技術の開発 |
中課題 | 水稲の省力化・快適化機械作業技術と農業生産施設の高度化技術の開発 |
小課題 | 大区画水田における制限走行路型作業システムの開発(60) |
摘要 | 走行路造成時の締固め度や最適含水比を明らかにするため、地盤改良材を20%混合した材料を用いて締固め試験を行った。また、地盤改良材の混合比と走行路強度の関係を把握するために一軸圧縮試験を行った。その結果、原土の最適含水比は33%と推定された。また、20%混合比の一軸圧縮強さは10%混合比の約3倍、30%混合比は約5倍になった。ライムソワやロータリ等営農機械を用いて走行路の造成を試みた結果、約14時間/haの作業能率で材料費は36万円/haであった。また、混合比14%、施工厚20cm、施工幅38cmで造成した後の走行路面の土壌硬度は2.4MPaを上回り安定処理の効果が高いことが明らかになったが、年間約2cmずつトラクタタイヤにより表面が磨耗し、この造成法による走行路の耐用年数は4年程度と考えられた。さらに、トラクタが走行路を外れる等の問題点も指摘され、直進制御の必要性が認められ、今後「先導的技術実用化促進のための研究」の中で検討する。 |
研究分担 | 地域基盤・機械施設研 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030048166 |
収録データベース | 研究課題データベース |