黒毛和種去勢牛の発育に及ぼす給与繊維水準の影響(105)
課題番号 | 1995002662 |
研究機関名 | 北陸農業試験場(北陸農試) |
研究期間 | 完H05〜H06 |
年度 | 1995 |
研究問題 | 多雪地における克雪技術の開発と耕地の高度利用技術の確立 |
大課題 | 多雪地における低コスト家畜飼養管理技術の開発 |
中課題 | 地域生産飼料資源の高度利用による家畜飼養技術の開発 |
小課題 | 黒毛和種去勢牛の発育に及ぼす給与繊維水準の影響(105) |
摘要 | 黒毛和種去勢牛に給与飼料乾物中の細胞壁有機物部分(OCW)含量が30%、35%と40%の飼料を64週間給与した。いずれの飼料も粗飼料と濃厚飼料の給与比率を乾物比で3:7とし、またTDN含量と粗蛋白質含量も同一水準とした。OCW30%の飼料を給与した牛の試験開始後32週間までの日増体量はOCW35%と40%の飼料を給与した牛よりも多い傾向を示し、肥育前期において粗飼料と濃厚飼料の給与比率が3:7程度の場合には、飼料中の繊維含量が少ない飼料の方が増体に有利であることが示唆された。試験開始32週以降においてOCW30%の飼料を給与した牛の増体量は漸減し、64週間の日増体量では飼料間に差を認めなかった。屠殺前体重に対する消化器官の重量比および冷屠体重、ロース芯面積、バラ厚さ、皮下脂肪厚と枝肉規格にも飼料間に差を認めなかった。 |
研究分担 | 水田利用・家畜飼養研 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030048211 |
収録データベース | 研究課題データベース |