インドネシアの田畑輪換作における大豆の減農薬栽培法の開発
課題番号 | 1995003910 |
研究機関名 | 国際農林水産業研究センター(国研センタ) |
研究期間 | 新H07〜H09 |
年度 | 1995 |
研究問題 | 開発途上地域における農林水産物の持続的生産技術の開発・改善 |
大課題 | 農作物の生産、栽培技術の開発・改善 |
中課題 | 畑地高度利用技術の開発 |
小課題 | インドネシアの田畑輪換作における大豆の減農薬栽培法の開発 |
摘要 | インドネシアのジャワ島東部では、多収とはいえないが環境と調和した環境保全型のファーミングシステムがとられてきた。近年、人口の増加と所得の向上に伴う食物の高度化と多様化によりタンパク質と脂肪に富む大豆に対する需要は強く、栽培面積も年々増大している。しかし、収量は1.1t/haと極めて低い水準にとどまっている。最大の減収要因は害虫による被害で、防除のため4回以上の殺虫剤散布が行われているが、効果は十分ではない。殺虫剤の多量散布は農民だけではなく消費者の健康を損ない、自然環境への影響も懸念される。殺虫剤の散布を減らし、環境保全に配慮した。大豆生産を確立するには耐虫性品種の導入、天敵の利用及び殺虫剤の適正散布等の合理的組み合わせによる総合的防除が必要であり、そのための技術開発が求められている。 |
研究分担 | 生産利用(主研) |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030048248 |
収録データベース | 研究課題データベース |