択伐による土壌撹乱の定量化
択伐による土壌撹乱の定量化
課題番号 | 1995003961 | ||
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研究機関名 | 国際農林水産業研究センター(国研センタ) | ||
他機関 | マレイシア森林研究所【Azman Hassan】 | ||
研究期間 | 単H06〜H06 | ||
年度 | 1995 | ||
研究問題 | 開発途上地域における農林水産物の持続的生産技術の開発・改善 | ||
大課題 | 森林の育成・管理・利用技術の開発・改善 | ||
中課題 | 荒廃二次林の回復・育林技術の開発 | ||
小課題 | 択伐による土壌撹乱の定量化 | ||
摘要 | マレイシア、セランゴール州セマンコックにあるフタバガキ科(樹種名 Shorea Curticii)が優占する林分に試験地を設定し、択伐による土壌撹乱を理化学性から検討した。4haの試験地のうち1haをカバーする100点で土壌調査および試料採集し、分析を行った。択伐による影響は主に伐採した樹木を搬出するために設けられた作業道上で顕著に認められた。すなわち、地表面の土壌の露出度の増加、土壌表面硬度の上昇および透水性の低下など、特に物理性への影響が顕著であった。また植生の回復上もこれら撹乱地では優占種Shorea Curticiiは認められず、先駆種のMacaranga spp.やMattoutusspp.しか出現せず、土壌の撹乱による土壌物理性の悪化が影響していることがわかった。 | ||
研究分担 | 林業(主研) | ||
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030048299 | ||
収録データベース | 研究課題データベース |