課題番号 | 1995003964 |
研究機関名 | 国際農林水産業研究センター(国研センタ) |
他機関 | フィリピン大学林学部;森林総研【大住克博;Rodel Lasco】 |
研究期間 | 単H06〜H06 |
年度 | 1995 |
研究問題 | 開発途上地域における農林水産物の持続的生産技術の開発・改善 |
大課題 | 森林の育成・管理・利用技術の開発・改善 |
中課題 | 地域複合林業生産システムの開発 |
小課題 | 山地多雨林、シイ、カシ類の結実と発芽特性の解析 |
摘要 | 近年温帯野菜の栽培によって開発が進むルソン島の山地帯にはシイ・カシを主とする照葉樹林が優占する。開発による森林劣化に対処するために地帯の森林の更新研究を行っている。今回は北部のコルディエラ山地において、マテバシイ属を中心とする山地多雨林に0.5haの固定試験地を設定し、林分構造を調査すると共に、林内において種子の散布量とメバエの発生量を調査した。試験地の上層を構成する林木の樹高はバラツキが大きく、パッチ構造は明確ではなかった。過去1年間のマテバシイ属の種子落下量は4.9個/m2・年で、その内約 60%が健全種子であった。しかし、当年生のメバエは一つも生存しておらず、タネからメバエの間の死亡率が高いものと考えられた。 |
研究分担 | 林業(部長) |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030048302 |
収録データベース | 研究課題データベース |