エンドファイトの人工接種による耐病虫性作物の作出
エンドファイトの人工接種による耐病虫性作物の作出
課題番号 | 1995004007 | ||
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研究機関名 | 国際農林水産業研究センター(国研センタ) | ||
他機関 | 草地試【古賀博則】 | ||
研究期間 | 単H06〜H06 | ||
年度 | 1995 | ||
研究問題 | 開発途上地域における生物資源の保全及び生物機能の解明と利用技術の開発 | ||
大課題 | 生物機能及び生物間相互作用の解明と利用 | ||
中課題 | 生物間相互作用の解明と利用 | ||
小課題 | エンドファイトの人工接種による耐病虫性作物の作出 | ||
摘要 | コロンビア国にある国際熱帯農業研究センター(CIAT)のカリマグア試験地におけるサバンナ自生植物について、エンドファイトの感染の有無を検討した。その結果、AndropogonおよびPanicum属の植物から2種のエンドファイトを見いだすことができた。その一つは、Andropogon bicornisの葉上に認められ、エンドファイトは葉身の背軸(裏面)に暗褐色〜黒色の子座を形成していた。子座、子のう殻および子のうなどの形状から、このエンドファイトは Balansia henningsiana(Moell.) Diehlと同定された。もう一つは、Panicum campestreの茎節直下に灰白色〜黒色のリング状の子座を形成するもので、Balansia subnodosa Atk. ap. Chardonと同定された。この成果は7年度日本植物病理学会で講演し、Plant Disease誌に投稿した。 | ||
研究分担 | 畜産草地(主研) | ||
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030048345 | ||
収録データベース | 研究課題データベース |