熱帯半乾燥地の作付体系下における養水分と根の挙動(189)

熱帯半乾燥地の作付体系下における養水分と根の挙動(189)

課題番号1995004049
研究機関名国際農林水産業研究センター(国研センタ)
他機関国際半乾燥地熱帯作物研究所;農研セ【伊藤治・派】
研究期間完H01〜H06
年度1995
研究問題開発途上地域における環境資源の利用・保全技術の開発・改善と地球環境保全機能の解明
大課題耕地生態系における物質循環と環境保全技術の開発
中課題地力の維持向上と土壌管理技術
小課題熱帯半乾燥地の作付体系下における養水分と根の挙動(189)
摘要半乾燥熱帯地域で広く実践されているマメ科を主体にした間作体系の土地生産性の向上をめざして、窒素施肥技術の改善を図ることを目的として研究が進められた。窒素吸収の速度論的解析の結果から、半乾燥熱帯の主要なマメ科作物であるキマメ、ヒヨコマメ、ラッカセイもソルガムやトウジンビエのような禾本科作物と同程度の窒素吸収活性を有することが明らかにされた。キマメは他の作物よりも深根性ではあるが、表層直下に硬板が存在する低位生産性の赤土では、根系分布は他の作物同様表層に密集し、他の間作構成作物の根域にまで侵入し、窒素の吸収において競合を引き起こすことが想定された。競合を最小限度に留めるには、生育速度の速い禾本科作物とキマメを組み合わせ、作付け初期に有効化される土壌窒素ならびに肥料窒素を禾本科の生育に向け、キマメの生育には空中窒素を当てることが望ましいと考えられた。実際にこれらの組み合わせでは、空中窒素固定に対する依存度は間作下の方が単作下より有為に高くなっていることが認められた。窒素施肥は、位置に関しては禾本科の畦筋に条播する方が全層散布よりも、また時期に関しては播種後1カ月位の追肥の方が元肥よりも、窒素利用率ならびに収量に対して有効であった。これらの結果を踏まえて、現行施肥法の改善が提唱された。
研究分担環境資源生物資源(主研)
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030048387
収録データベース研究課題データベース

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