植物プランクトン現存量および生産量の変動と栄養塩濃度の関係(6)

植物プランクトン現存量および生産量の変動と栄養塩濃度の関係(6)

課題番号1995005455
研究機関名日本海区水産研究所(日水研)
研究期間継H05〜H07
年度1995
研究問題日本海における水産資源の培養及び持続的利用技術の確立
大課題水産生物に関わる環境の解明
中課題低次生物生産機構の解明
小課題植物プランクトン現存量および生産量の変動と栄養塩濃度の関係(6)
摘要大和堆とその周辺域における低次生物生産環境を明らかにするために、4、8、10月に海洋観測を実施した。表面のクロロフィルa濃度は、春季に亜寒帯前線付近及び暖水域では、冷水域よりも高く(2.0mg/m3以上)、水温との間に正の相関がみられた。しかし、夏、秋季は、ほぼ全域にわたって、クロロフィルa濃度は春季の1/5ないし1/10に減少し、水温分布との対応関係は不明瞭となった。夏、秋季とも、栄養塩の中では窒素が相対的に不足しており、植物プランクトン増殖の制限要因になっていると考えられた。更に植食性プランクトンと、植物プランクトンの現存量の相互関係から、春季にはカイアシ類のMetridia・pacificaが、夏季にはカイアシ類の他に、オキアミ類のEuphausia・pacificaが、植物プランクトンに対して、局所的に高い摂食圧を与えている可能性が示唆された。
研究分担海洋環境・海動態研生環研
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030048407
収録データベース研究課題データベース

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