大和堆におけるヤムシ類の季節変化の解明(54)
大和堆におけるヤムシ類の季節変化の解明(54)
課題番号 | 1995005494 | ||
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研究機関名 | 日本海区水産研究所(日水研) | ||
研究期間 | 継S63〜H09 | ||
年度 | 1995 | ||
研究問題 | 半閉鎖性海域の海域特性の総合評価技術の確立 | ||
大課題 | 海域の自然特性の解明と情報解析技術の確立 | ||
中課題 | 海洋生物の分布特性と多様性の解明 | ||
小課題 | 大和堆におけるヤムシ類の季節変化の解明(54) | ||
摘要 | 大和堆水域のヤムシ類の分布パターンの季節変化を解明するため、9定点で5年8月と10月及び6年4月にノルパックネット鉛直曳きによって得た動物プランクトン試料と、同定点における既存採集試料から、ヤムシ類の密度及び種組成を調べた。出現した10種の内、冷水性のキタヤムシは、個体数で春季に大きな構成比を示したが、密度では季節による顕著な差はなかった。一方、ヒメヤムシなどの暖水性及び沿岸/混合水域性の種群は、夏から秋に卓越し、種数・密度ともに豊富であった。また、ヤムシ類の分布と海洋構造との関係から、暖水及び沿岸/混合水域性のヤムシ類は、対馬海流起源の水塊に対応して分布していたことが明らかとなった。 | ||
研究分担 | 海洋環境・生環研 | ||
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030048446 | ||
収録データベース | 研究課題データベース |