集約野菜産地における生産・生活構造の変容メカニズムの解明(12)
課題番号 | 1995002958 |
研究機関名 | 九州農業試験場(九農試) |
研究期間 | 継H05〜H08 |
年度 | 1995 |
研究問題 | 九州・沖縄農業の発展方向の解明と農村社会の活力増進方策の確立 |
大課題 | 地域農業の再編・組織化方式と計画手法の開発 |
中課題 | 地域農業の組織化方式の解明 |
小課題 | 集約野菜産地における生産・生活構造の変容メカニズムの解明(12) |
摘要 | 大市場遠隔野菜産地における多品目化条件について福岡県北野町の農家、農協を対象に検討し、実態調査に基づいて多品目間の野菜出荷・販売戦略の特徴と、それにより創出されたメリットについて検討した。その結果、1)一市場当たりのロットを多品目でまとめることにより、運送コストの軽減を図る効果がある。2)主要市場・準主要市場・調整市場のそれぞれを設定し、配送計画を組むことにより、全体としての販売価格を向上される。3)高齢・兼業労働力により生産されている少量出荷野菜についても、短期的な価格の動きをもとに、品薄で必要度の高い市場に配送する自由度を確保できる等が得られた。なお、以上を含む、単品目と多品目化へ向かう場合の促進要因を明らかにした。 |
研究分担 | 農村計画・農業組織研 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030048468 |
収録データベース | 研究課題データベース |