高飼料価値保有桑樹の簡易選抜法の開発(85)

高飼料価値保有桑樹の簡易選抜法の開発(85)

課題番号1995003032
研究機関名九州農業試験場(九農試)
研究期間完H02〜H06
年度1995
研究問題暖地における作物、家畜の高品質・安定多収生産技術の確立
大課題作物の優良品種の育成と育種法の改善
中課題桑の優良品種の育成
小課題高飼料価値保有桑樹の簡易選抜法の開発(85)
摘要高飼料価値桑樹の簡易選抜法を確立するため、春期は延べ36品種、晩秋期は延べ41品種を供試して、葉緑素計と色彩色差計とを用いて、頂部から5葉間隔に葉位別の葉色を計測し、窒素含量との関係を調査した。また、春期には9品種、晩秋期には12品種を供試して蚕飼育試験を実施し、繭層生産効率及び繭層転換効率を測定し、これらと葉色との関係をみた。その結果、1)葉緑素計値は頂部から下方にゆくほど大きくなり、色彩色差計の絶対a値とb値はこれとは逆の変動を示した。何れの測定値も個体間に変動がみられたが、第10ー25葉位で安定した値が得られた。2)調査時期、葉位にかかわらず、葉緑素計値とa値の間には正の有意相関が、またb値との間には負の有意相関が認められた。3)晩秋期における第25葉位の窒素含量とa値との間には有意な正の、b値との間には有意な負の相関が認められた。4)晩秋期における繭層転換効率と第25及び30葉位のa値との間には有意な正の、b値との間には有意な負の相関が認められた。4)以上のから、色彩色差計あるいは葉緑素計による葉色の測定によって、高飼料価値桑樹の選抜がある程度可能となった。今後、高飼料価値桑品種の育成に活用する。
研究分担作物開発・桑育養蚕研
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030048542
収録データベース研究課題データベース

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