スルメイカの資源低迷期における生態特性の解明(6)

スルメイカの資源低迷期における生態特性の解明(6)

課題番号1995005078
研究機関名東北区水産研究所(東北水研)
研究期間完H02〜H06
年度1995
研究問題東北海域における水産資源の培養及び持続的利用技術の確立
大課題水産資源の生物特性の解明
中課題資源生物の生理・生態の解明
小課題スルメイカの資源低迷期における生態特性の解明(6)
摘要1985年以降太平洋スルメイカ系群の漁獲量は減少が続いていたが、1990年より増加傾向に転じた。北太平洋漁場域に来遊するスルメイカの分布に関する調査は古くから水研、水試の調査船によって実施されていて、その釣獲数及びCPUEの値も、1990年より高い値となった。1994年の三陸海域漁場一斉調査は、三陸北部沿岸域のスルメイカ来遊量水準は、1993年より夏期には多く、秋期には半減していた。’94年の特徴として、三陸北部での6月初漁期の漁獲量は、過去に例を見ない程高い数量であった。漁場域の水温は、津軽暖流の影響を受けて高温となっていることから、早い時期から漁場域への加入があったものと推測される。調査船調査や漁船の漁獲物標本の生物調査結果から、5年と異なり6月加入期の来遊群は外套長モードが2〜3cmの大型群が主体であった。性成熟の進行した個体の出現は例年より早く雄では9月上旬からみられ、11月下旬がピークとなった。雌の交接個体は、9月下旬から始まり12月上旬がピークとなり、5年より1〜2旬早いことから、群は移動を早めたものと考えられる。秋期には新たな加入群がみられず5年を下回る漁獲量であった。標識放流結果では、放流後早い時期に、道南・海峡中央部(函館沖)において再捕された。
研究分担八戸・浮魚資研
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030048745
収録データベース研究課題データベース

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