温暖地東部向良質水稲品種の育成(31)
温暖地東部向良質水稲品種の育成(31)
課題番号 | 1995000032 | ||
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研究機関名 | 農業研究センター(農研センタ) | ||
研究期間 | 継S56〜H10 | ||
年度 | 1995 | ||
研究問題 | 消費ニーズに対応した高品質作物の開発と生産・利用体系の確立 | ||
大課題 | 作物の安定的高品質・多収品種の育成 | ||
中課題 | 稲の高品質・多収品種の育成 | ||
小課題 | 温暖地東部向良質水稲品種の育成(31) | ||
摘要 | 温暖地に適応する、良食味、耐病性品種を育成するため、97組合せの交配を実施した。279組合せの雑種集団を養成し、このうち44組合せから774個体を選抜した。系統については216組合せ、1659系統を養成し、95組合せ、160系統を選抜した。さらに、204系統を生産力検定に供試し、世代の進んだ材料は特性検定試験、系統適応性検定試験に供試した。その結果、中生の晩、いもち病抵抗性、良食味の関東177号、中生の晩、縞葉枯病抵抗性、強稈、良食味の関東178号、晩生の早、縞葉枯病抵抗性、多収・良食味の関東179号、晩生の晩、縞葉枯病抵抗性、良食味の関東180号に新系統名を付した。配布中の系統では関東166号が良食味、多収で穂いもち抵抗性をもつことから、7年度より大分県、愛媛県で奨励品種として普及の予定である。その他では関東165号、167号、174号などの成績が優れていた。 | ||
研究分担 | 作物開発・稲育種研(稲育種班) | ||
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030048839 | ||
収録データベース | 研究課題データベース |