小麦の休眠胚におけるアブシジン酸結合タンパク質の検索
課題番号 | 1995000065 |
研究機関名 | 農業研究センター(農研センタ) |
他機関 | 生物研【下村正二】 |
研究期間 | 単H06〜H06 |
年度 | 1995 |
研究問題 | 消費ニーズに対応した高品質作物の開発と生産・利用体系の確立 |
大課題 | 高品質農産物の生産・利用技術の開発 |
中課題 | 作物における品質変動要因の解明と制御技術の開発 |
小課題 | 小麦の休眠胚におけるアブシジン酸結合タンパク質の検索 |
摘要 | 植物ホルモンは休眠の形成や保持に大きく関わっており、休眠が保持されることは、穀物における穂発芽の発生を防ぐためにも重要である。一般にアブシジン酸は休眠を保持するために必要で、休眠の長いとされる小麦の品種ではアブシジン酸感受性と休眠が関連していると考えられる。本研究では、アブシジン酸結合タンパク質を明らかにすることでアブシジン酸感受性機構解明に役立てることを目的とする。圃場で生育させた小麦を開花後定期的に採取し、胚のアブシジン酸含量、アブシジン酸感受性を測定した。胚あたりのアブシジン酸含量は開花後35日で最大になった。また、休眠している胚の発芽率は培地のアブシジン酸濃度に依存していた。採取が容易である開花後30日の胚を使い、アブシジン酸結合タンパク質の検出法を検討した。 |
研究分担 | 生理品質・流通利用研(流通利用班) |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030048872 |
収録データベース | 研究課題データベース |