ケミカルコントロール等による根粒形成の制御(89)
課題番号 | 1995000085 |
研究機関名 | 農業研究センター(農研センタ) |
研究期間 | 継H04〜H10 |
年度 | 1995 |
研究問題 | 生態系に調和した作物生産管理技術体系の確立 |
大課題 | 作物の物質生産機能の解明と安定生産制御技術の確立 |
中課題 | 作物栄養の診断技術の開発 |
小課題 | ケミカルコントロール等による根粒形成の制御(89) |
摘要 | 6年度は根粒菌の感染後根粒が誘導されるまでの初期過程におけるポリアミンの作用をポリアミンの代謝の各種阻害剤の効果から検討した。根粒は菌接種後6日目頃から出現し以後増加したが、DFMO、DFMA、MGBG、CAM等のポリアミン生成阻害処理により根粒数の増加が抑制された。DFMO、DFMA、MGBGが根や地上部の生育には影響しなかったのに対し、CAMは植物の成長をも抑制し、平均根粒重はCAM処理区が著しく低かった。しかし、Cycloや2−HEHには阻害作用は認められなかった。また阻害剤処理を行った後でポリアミンを添加したが、根粒着生数の回復は認められなかった。 |
研究分担 | 土壌肥料・栄養診断研(診断班) |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030048892 |
収録データベース | 研究課題データベース |