ほ場整備事業実施状況データベースを利用した土地資源の適正利用手法の開発(311)
課題番号 | 1995000290 |
研究機関名 | 農業研究センター(農研センタ) |
他機関 | 農工研 |
研究期間 | 完H04〜H06 |
年度 | 1995 |
研究問題 | 農村活性化のための農村計画方法の確立 |
大課題 | 農村活性化のための総合的計画策定手法の確立 |
中課題 | 農村における生産・生活環境の計画手法の開発 |
小課題 | ほ場整備事業実施状況データベースを利用した土地資源の適正利用手法の開発(311) |
摘要 | 圃場整備事業の実施は農地流動化、農業生産組織参加率等と高い相関性を示す。また、事業による非農用地の創設は、公共用地や農村環境施設用地等を計画的に生みだし、農地の無秩序な転用を防止している。構造改善局が63年度に実施した「大区画圃場要整備調査」結果をデータベース化し、都道府県別、傾斜別、区画別に水田の賦存率と整備意向量を再整理した。大区画への整備意向量は128千haあり、そのうち既に整備された地区における再整備が75千ha、未整備が53千haである。傾斜度1/20以上の条件不利地域の水田は全国に223千haあり、73%に当たる163千haは不整形であり整備が必要であるが、農家意向では営農意欲の欠乏等の理由で31千haが整備の必要なしとしている。これらについては耕作放棄が懸念されることから、流動化対策や小規模の基盤整備制度を検討する必要がある。 |
研究分担 | プロチーム・プロ5 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030049097 |
収録データベース | 研究課題データベース |