生体系における脂質過酸化反応とその抑制機構の解明
生体系における脂質過酸化反応とその抑制機構の解明
課題番号 | 1995003723 | ||
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研究機関名 | 食品総合研究所(食総研) | ||
研究期間 | 新H07〜H10 | ||
年度 | 1995 | ||
研究問題 | 素材の特性解明及び利用 | ||
大課題 | 食料資源の理化学的性質の解明 | ||
中課題 | 食品脂質の特性解明と高度利用 | ||
小課題 | 生体系における脂質過酸化反応とその抑制機構の解明 | ||
摘要 | 生体内で惹起されるリポキシゲナーゼを介する酵素的脂質過酸化反応は生体内での様々な生体機能(例えば、動脈収縮弛緩、血小板凝集、白血球遊走など)の情報伝達物質としての脂質過酸化物を生成する。さらに最近では生体障害をもたらす非酵素的脂質連鎖過酸化反応の引き金としての役割も注目されている。したがって、酵素反応による脂質過酸化物の生成を抑制することは、生体の恒常性維持にとって極めて重要である。本研究はリポキシゲナーゼによる脂質過酸化反応の機構を明らかにするとともに、食品由来あるいは生体で合成される種々の抗酸化物質が本反応に対してどのような作用を発揮するかを検討する。本研究の成果は食品由来の抗酸化物質の生理機能評価に対して新しい基準を与えるものである。 | ||
研究分担 | 理化学・脂質研 | ||
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030049181 | ||
収録データベース | 研究課題データベース |