非水系膜システムによる油脂の分離精製(152)

非水系膜システムによる油脂の分離精製(152)

課題番号1995003797
研究機関名食品総合研究所(食総研)
研究期間完H04〜H06
年度1995
研究問題加工・流通技術の開発及び利用
大課題食品の加工・流通に係わる工学的技術開発
中課題食品加工システムの開発
小課題非水系膜システムによる油脂の分離精製(152)
摘要省エネルギーでマイルドな分離技術である膜システムを油脂の分離精製に適用できればその効果はきわめて大きい。たとえば動物油脂の精製においては、数%の水分、残存する微粒子組織を除去することが必要で従来、高温下で濾過・遠心分離法を利用している。6年度は「新需要」プロジェクト「動物油脂の高付加価値化」の関連研究として、動物油脂の精製に精密濾過(MF)を適用した。畜産試験場で採取した牛脂を用いて、膜透過流束や水分の阻止率を調べた結果、透過流束および透過脂の水分濃度は、膜の細孔径に大きく依存し、孔径0.03μmのポリエチレン膜あるいは0.05μmのテフロン膜を利用することで、透過脂水分を0.08%程度に低くすることが可能であった。また、圧力を0.3から0.6 MPaと高くすることで、透過流束が増加するが、同時に透過脂水分が上昇すること、しかし温度を45℃から75℃まで高くすることで、透過脂水分0.1%以下で透過流束は3倍に増加した。疎水性MF膜利用により、効率的に水分の除去ができることが示された。
研究分担食品工学・プロセス研
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030049255
収録データベース研究課題データベース

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