微生物酵素による新規オリゴ糖の製造技術(194)
微生物酵素による新規オリゴ糖の製造技術(194)
課題番号 | 1995003829 | ||
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研究機関名 | 食品総合研究所(食総研) | ||
研究期間 | 延H03〜H09 | ||
年度 | 1995 | ||
研究問題 | 生物変換機能の解明及び利用 | ||
大課題 | 微生物・酵素等の利用技術の開発 | ||
中課題 | 酵素利用技術の改良・開発 | ||
小課題 | 微生物酵素による新規オリゴ糖の製造技術(194) | ||
摘要 | Arthrobacter globiformisの酵素によって、イヌリンから生産される環状オリゴ糖DFA IIIは優れたビフィズス菌増殖活性および抗う蝕性を有することが明らかとなっている。A. globiformisの培養上清を粗酵素液としてイヌリンと反応を行うとDFA III合成酵素の他に微量のbeta−fructofuranosidaseが含まれているため、主生産物であるDFA IIIの他にフルクトースとグルコースが生ずる。そこで、電気泳動的に均一に精製した酵素を用いて反応を行い、生成物を検討した。その結果DFA III以外にニストース(GF3)とフルクトフラノシルニストース(GF4)が生ずることが明らかとなった。従って、本酵素にとって最小の基質は(GF5)であると推察された。 | ||
研究分担 | 応微・酵素利用研 | ||
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030049287 | ||
収録データベース | 研究課題データベース |