撹乱環境における草本植物の最適繁殖戦略の解明(6)
課題番号 | 1995001012 |
研究機関名 | 草地試験場(草地試) |
研究期間 | 継H05〜H07 |
年度 | 1995 |
研究問題 | 草地生態系の解明と制御法の開発 |
大課題 | 草地生態系の動態の解明 |
中課題 | 草地植生の動態の解明 |
小課題 | 撹乱環境における草本植物の最適繁殖戦略の解明(6) |
摘要 | 草地を永続的に利用するためには、草地植生構成植物の繁殖戦略を明らかにする必要がある。とくに、草地では放牧牛による被食という、植物にとって予測不能な撹乱が大きい。このような撹乱環境において、植物にとって有利となる繁殖戦略を解明する。6年度は、限られた資源を用いてどのような大きさの種子をいくつつければ撹乱環境において種子による繁殖の成功が最大になるのかを、数理モデルを用いて解析し、最適の種子サイズと種子数を明らかにした。その予測は、野草種を用いた検証によって支持され、草本植物の繁殖に関して新しい知見を得ることができた。7年度は、家畜による被食の程度が異なる草地において、植物の最適な繁殖戦略がどのように異なるかをみる。 |
研究分担 | 生態・草地生態研 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030049342 |
収録データベース | 研究課題データベース |