造成初期の傾斜草地における土壌保全機能の形成過程の解明
課題番号 | 1995001030 |
研究機関名 | 草地試験場(草地試) |
研究期間 | 新H07〜H09 |
年度 | 1995 |
研究問題 | 草地生態系の解明と制御法の開発 |
大課題 | 草地生態系における環境保全機能の評価及び地球環境問題の解明 |
中課題 | 草地生態系における環境保全機能の解明と評価 |
小課題 | 造成初期の傾斜草地における土壌保全機能の形成過程の解明 |
摘要 | 草地の土・水保全機能の優位性を具体的に明らかにすることは、国土の保全と有効利用、中山間地農業の展開を方向づけるものとして重要である。これまで、牧草定着後の草地は土壌保全機能がきわめて高いものの、牧草の播種から定着までの間は土壌侵食の危険性が高いことが知られている。草地の土壌保全機能が形成される初期の過程における牧草根の役割及びそれに影響する要因等についての検討が必要である。そこで、7年度から、造成初期段階の牧草の根の伸長過程を明らかにし、その間における土壌侵食抑制力の変化を人工降雨装置によって解析する。また、土壌保全機能を早期に確保するための草種及びその組み合わせを検討し、傾斜草地の土壌保全対策を明らかにする。 |
研究分担 | 山地・草地土壌研 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030049360 |
収録データベース | 研究課題データベース |