山羊−牛の組み合わせ放牧による山地傾斜草地の高度利用方式の開発(195)
課題番号 | 1995001192 |
研究機関名 | 草地試験場(草地試) |
他機関 | 畜試 |
研究期間 | 継H05〜H10 |
年度 | 1995 |
研究問題 | 放牧を主体とする家畜の生産性向上技術の確立 |
大課題 | 放牧体系における草地利用技術と飼養管理技術の確立 |
中課題 | 山地傾斜地を基盤とした肉牛の飼養管理技術の確立 |
小課題 | 山羊−牛の組み合わせ放牧による山地傾斜草地の高度利用方式の開発(195) |
摘要 | 採食特性の異なる山羊と牛を組み合わせ放牧することによって草地の利用率を高めるとともに、短草状態を維持し高品質飼料草を供給することによって家畜生産性を高めることを目的に、ペレニアルライグラスの品種と他草種との混播適性を検討した。6年度は、平年より平均気温が高く降水量が少なかったため、牧草生産は特に8月に大きな障害を受けた。そのような中でも、牛と山羊の組み合わせ放牧区では牛単独放牧区より牧草収量が多く、雑草量が少なかった。品種では、一番草の収量生長速度でジャイアントが優れていたが夏秋期には他の品種と変わらなかった。牛の発育に及ぼす組み合わせ放牧効果は、夏の干ばつと供試個体間競合の影響が大きく、明確にならなかった。 |
研究分担 | 山地・山地草地研 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030049522 |
収録データベース | 研究課題データベース |