立体異性農薬のバイオ標識化とその利用(59)
立体異性農薬のバイオ標識化とその利用(59)
課題番号 | 1995000631 | ||
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研究機関名 | 農業環境技術研究所(農環研) | ||
研究期間 | 完H03〜H06 | ||
年度 | 1995 | ||
研究問題 | 農業環境資源の賦存量の把握及び特性の解明と機能の評価 | ||
大課題 | 農用資材等の特性の解明と機能の評価 | ||
中課題 | 農薬等の特性の解明と機能の評価 | ||
小課題 | 立体異性農薬のバイオ標識化とその利用(59) | ||
摘要 | 化学合成による標識化が困難である植物生長調節剤ジベレリン類および有機リン殺虫剤の代謝生成物について、生物工学的手法を利用して作出するために酵素源、培養条件等の検討を試み、各種RI標識化合物を得た。ジベレリンについては、ダイコンの胚軸切片から得たカルスを用いて調製した懸濁培養細胞系を用い、培養後RI標識代謝物を各種クロマトグラフィーとHPLCにより精製・同定した。その結果、GA1から遊離型ジベレリンとしてGA8をGA4からはGA1を、GA9からはGA1、GA4およびGA20が作出され、高い生物活性を有するGA1を特異的に生成する培養系が確立された。有機リン殺虫剤イソフェンホス及びダイアジノンのRI標識中間代謝物は、各種生物の酸化酵素mfoとの培養によって合成された。そのmfo活性の強さはラット>イエバエ>ワモンゴキブリ>アズキゾウムシ>大腸菌であった。 | ||
研究分担 | 資材動態・除草動態研 | ||
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030049589 | ||
収録データベース | 研究課題データベース |