植物中の微量元素の存在状態と機能(68)
植物中の微量元素の存在状態と機能(68)
課題番号 | 1995000638 | ||
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研究機関名 | 農業環境技術研究所(農環研) | ||
研究期間 | 継H05〜H09 | ||
年度 | 1995 | ||
研究問題 | 農業環境資源の賦存量の把握及び特性の解明と機能の評価 | ||
大課題 | 農用資材等の特性の解明と機能の評価 | ||
中課題 | 肥料等の特性の解明と機能の評価 | ||
小課題 | 植物中の微量元素の存在状態と機能(68) | ||
摘要 | Cdによりストレスを受けたコマツナおよびイネ植物体中のCd−γグルタミルシステイニルペプチド複合体の分子量分布を、サイズ排除HPLC/ICP−MSを用いて測定した。その結果、複合体の分子量は単一ではなく不均一であること、コマツナとイネでは異なること、および水耕中のCd濃度により異なることが明らかとなった。また、水耕栽培したコマツナ中のホウ素の存在状態を知るために、植物体および抽出液を11B NMR測定した。その結果、葉身または根の植物体および抽出液の11B NMRスペクトルには、ホウ酸、ホウ酸イオン−ジヒドロキシ化合物1:1複合体、ホウ酸イオン−ジヒドロキシ化合物1:2複合体由来と考えられる吸収スペクトルが観測された。抽出液のスペクトルは、ある程度、植物体のスペクトルを反映していた。 | ||
研究分担 | 資材動態・微量要素研 | ||
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030049596 | ||
収録データベース | 研究課題データベース |