キマメ等植物分泌物による土壌蓄積リン酸の可溶化機構の解明

キマメ等植物分泌物による土壌蓄積リン酸の可溶化機構の解明

課題番号1995000681
研究機関名農業環境技術研究所(農環研)
研究期間新H06〜H12
年度1995
研究問題農業生態系の構成要素の動態・相互作用の解明と制御技術の開発
大課題農業生態系における要素間相互作用の解明と制御技術の開発
中課題生物と土壌・水・大気の相互作用の解明と制御技術の開発
小課題キマメ等植物分泌物による土壌蓄積リン酸の可溶化機構の解明
摘要これまでに難溶性リン酸吸収能力の高い作物種の検索を行い、イネ、キマメ、ラッカセイの能力が高いことを見いだした。このリン酸吸収能力とこれら作物根伸張能力との解析を行った結果、著しい低リン酸条件では根伸張能力とリン酸吸収能力とは関係のないことを明らかにした。またキマメについては根分泌物中の有機酸画分に鉄リン酸およびアルミニウムリン酸等の難溶性リン酸溶解活性のあることが明らかになった。この根分泌有機酸画分中からマロン酸、シュウ酸、ピシヂン酸が他の作物に比べ顕著に存在した。これらの有機酸は鉄リン酸およびアルミニウムリン酸からリン酸を溶出する能力を持つことを確かめた。したがって、キマメの持つ難溶性リン酸吸収能力は、これらのキレート性の有機酸の根からの分泌が関与していることが示唆された。一方、イネおよびラッカセイについては根分泌物からは難溶性リン酸吸収能力が説明できず、別の機構の検討が必要である。
研究分担環境資源・土壌生化研
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030049639
収録データベース研究課題データベース

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