植生の改変等による個体群管理技術の開発−フクロウ等天敵による加害鳥類個体群管理技術の開発(202)
課題番号 | 1995000777 |
研究機関名 | 農業環境技術研究所(農環研) |
研究期間 | 完H02〜H06 |
年度 | 1995 |
研究問題 | 農業生態系の総合的管理技術の開発 |
大課題 | 農業生態系の総合的な管理計画法と管理技術の開発 |
中課題 | 農村空間の生態的管理のための計画法の開発 |
小課題 | 植生の改変等による個体群管理技術の開発−フクロウ等天敵による加害鳥類個体群管理技術の開発(202) |
摘要 | 繁殖期のフクロウはスズメ・ムクドリを多く食べ、その天敵になっていることがわかった。スズメは都市化により増加することが巣数と住宅数の関係からわかった。また大規模住宅団地に接した繁殖地のフクロウはスズメを多く捕っていることから、都市化によるスズメの増加をフクロウの定着により抑制できる可能性のあることがわかった。さらにフクロウに林床で生活する動物を捕食させるためには、明るい林の場合は1年に1回、暗い林でも2年に1回程度の下草刈りを行う必要のあることがわかった。これらの成果は市町村等において環境計画を立てる際に活用できる。 |
研究分担 | 環境管理・植生動態研 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030049735 |
収録データベース | 研究課題データベース |