エイズ類似ウイルス(EIAV)感染による複製の修飾(26)
課題番号 | 1995003494 |
研究機関名 | 家畜衛生試験場(家畜衛試) |
研究期間 | 継H06〜H07 |
年度 | 1995 |
研究問題 | 病原微生物等の特性及び生態の解明 |
大課題 | 病原微生物,寄生虫及び衛生害虫等の生態の解明 |
中課題 | 宿主における存続様式と変異機構の解明 |
小課題 | エイズ類似ウイルス(EIAV)感染による複製の修飾(26) |
摘要 | 馬伝染性貧血ウイルスP337−V70株を接種し、発熱を繰り返した493号馬から各発熱期毎に血液を採取し、各発熱期に対応する5株のウイルスを分離した。限外希釈法によるクローニングの後、親株及び各分離株を用い中和試験を行ったところ、全ての株は異なった反応性を示した。これらの株の感染細胞よりウイルスDNAを抽出し、env領域をPCR法で増幅し各種制限酵素で切断した。DraI、SmaI、XbaIでは差がみられなかったが、HindIIIでは弱毒株であるP337−V26株と他の株の間に差が認められた。このため、5ベースを認識するDdeIとHinfIを用いたところ、P337−V26株と他の株の差が大きかったのに加え、とくに、HinfIで各株の識別が可能であった。 |
研究分担 | 企連研二北海道・5研ウイ1研衛生検査 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030049799 |
収録データベース | 研究課題データベース |