伝染性ファブリキウス嚢病ウイルスの病原性に関する病理学的検討(45)

伝染性ファブリキウス嚢病ウイルスの病原性に関する病理学的検討(45)

課題番号1995003516
研究機関名家畜衛生試験場(家畜衛試)
研究期間継H05〜H07
年度1995
研究問題感染に対する生体反応の解明
大課題感染及び発症に伴う生体の変化の解明
中課題病変形成機構の解明
小課題伝染性ファブリキウス嚢病ウイルスの病原性に関する病理学的検討(45)
摘要6年度は伝染性ファブリキウス嚢病ウイルスの病原性とその感染鶏の組織内におけるウイルス抗原分布の関係を明らかにし、免疫組織学的手法を病理学的診断法に取り入れ、より精度の高い診断法を確立することを目的とした。高度病原性の愛媛/91株と従来型病原性のJ1株を3週齢のSPF鶏に経口投与後、リンパ組織を経時的に採取し、ウイルス抗原をavidin−biotin complex peroxidase法で検出した。ウイルス抗原の出現頻度は、ファブリキウス嚢および胸線では各株の間で差は認められなかったが、脾臓および骨髄では愛媛/91株接種鶏の方が高かった。電子顕微鏡観察では、ウイルス粒子はファブリキウス嚢のリンパ球とマクロファージの他に、胸線の上皮性細網細胞、脾臓のマクロファージ様細胞および骨髄の単球様細胞の細胞質内に認められた。これらの結果から、ウイルスの病原性は脾臓と骨髄のようなリンパ組織および造血組織におけるウイルス抗原の分布と関連していると考えられた。
研究分担研三研二・ウイ4研病理3研
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030049821
収録データベース研究課題データベース

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