スーパー抗原による牛のサイトカイン遺伝子発現の修飾(130)
課題番号 | 1995003590 |
研究機関名 | 家畜衛生試験場(家畜衛試) |
研究期間 | 継H06〜H08 |
年度 | 1995 |
研究問題 | 感染症の診断及び防除技術の確立 |
大課題 | 新しい生物学的製剤の開発 |
中課題 | 診断液及びワクチンの開発 |
小課題 | スーパー抗原による牛のサイトカイン遺伝子発現の修飾(130) |
摘要 | 黄色ブドウ球菌のSE及びTSST−1は牛の免疫細胞に対し強力なスーパー抗原活性を有する。これらが末梢血単核細胞(PBMC)に対し種々のサイトカインを誘発することを、刺激培養上清中の生物活性から証明したので、今回はサイトカインの遺伝子発現から解析した。24時間培養PBMCから抽出したRNAをRT−PCR法により増幅し、アガロースゲル電気泳動でのバンド濃度から定量した。IL−1、IL−6ともに非刺激下においても発現陽性であったが、TSST−1刺激下により強い発現量の増加が、SECによる若干の増加が認められた。興味深いことにIL−4は非刺激下では殆ど発現がなく、TSST−1刺激下で強い発現がみられた。 |
研究分担 | 製剤・生理活性研 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030049895 |
収録データベース | 研究課題データベース |