北海道の家畜骨中90Srの汚染調査(138)

北海道の家畜骨中90Srの汚染調査(138)

課題番号1995003599
研究機関名家畜衛生試験場(家畜衛試)
研究期間継S32〜H07
年度1995
研究問題感染症の診断及び防除技術の確立
大課題予防・治療技術の体系化
中課題薬剤等の応用及び環境制御による予防・治療法の確立
小課題北海道の家畜骨中90Srの汚染調査(138)
摘要馬、牛等の草食家畜は、フォールアウトにより汚染された飼料を直接摂取するため、90Srを測定することは汚染状況を知るよい指標となる。6年度も馬および牛の骨中90Sr濃度の測定を行った。測定材料として、1993年 5月から10月までの間に、北海道各地から採取した馬32例、牛19例の中手骨を用いた。測定方法は、試料を乾式灰化後、ジ−(2−エチルヘキシル)−リン酸による90Y溶媒抽出法によった。馬の骨では0.180±0.119Bq/g・Ca(4.87±3.22pCi/g・Ca)、また牛の骨では 0.080±0.037 Bq/g・Ca(2.20±0.97pCi/g・Ca)という結果が得られた。これらの値を5年度と比較しても有意な変化はみられなかった。また例年同様、牛よりも馬の方が高い値を示した。骨の90Sr濃度は1965年を頂点として次第に減少し、ここ数年は低い水準で推移しているが、6年度は馬、牛ともに測定開始以来最低の値であった。ただ、馬では他に比べて高値を示すものもあり、局地的な汚染土壌の存在を示唆している。馬が牛よりも高値を示すのは飼料の違い(馬の場合牧草が多いのに対し、牛では濃厚飼料が多い)を反映しているものと考えられる。
研究分担北海道・2研
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030049904
収録データベース研究課題データベース

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