口蹄疫等に応用可能な組換えウイルスワクチンベクター開発の基礎研究(152)

口蹄疫等に応用可能な組換えウイルスワクチンベクター開発の基礎研究(152)

課題番号1995003614
研究機関名家畜衛生試験場(家畜衛試)
研究期間継H05〜H08
年度1995
研究問題海外伝染病の侵入及び蔓延防止技術の確立
大課題海外伝染病の診断・予防及び伝播防止技術の開発
中課題次世代ワクチンの開発
小課題口蹄疫等に応用可能な組換えウイルスワクチンベクター開発の基礎研究(152)
摘要口蹄疫の組み換えキメラワクチンの開発に向け、豚水胞病ウイルス感染性cDNAクローンのベクター化を検討している。6年度は、VP1のサイト1以外の中和抗原領域のエスケープミュータントの遺伝子変異領域を調べ、併せて近縁ウイルスであるポリオウイルスのX線解析3次元構造データを利用して、塩基配列相同性に基づいた粒子構造のシミュレーションを実施した。作製した中和モノクローナル抗体8種類の内、残されていた4種類のエスケープミュータントについて、構造蛋白領域の塩基配列分析を行い、アミノ酸配列変異部位を分析した結果、アミノ酸変異を伴う部位は何れのクローンも1箇所のみで、これらの変異部位が、中和モノクローナル抗体の認識部位として同定された。5年度までの成績を総合した結果、交差中和試験から5つのグループに分かれた中和モノクローナル抗体について、これらの認識部位すべてが明かとなり、VP1のサイト1以外の4箇所の中和抗原領域が特定された。ウイルス粒子の構造と各構造蛋白のアミノ酸配列との関係を把握するため、コンピューターグラフィックによりシミュレーションモデルの組立を行い、得られたモデルを用いてモノクローナル抗体認識部位を確認したところ、何れの部位も粒子表面に位置し、同一グループに属する変異は互いに近傍に位置づけられた。これらの実験結果とモデルに矛盾は認められず、実験結果を極めて良く反映するものであった。
研究分担海外病・理化学研
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030049919
収録データベース研究課題データベース

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