フィールドデータを用いた総合能力評価についての研究
課題番号 | 1995000851 |
研究機関名 | 畜産試験場(畜試) |
研究期間 | 新H06〜H09 |
年度 | 1995 |
研究問題 | 家畜・家禽等の生物機能の遺伝的解明とその育種技術への応用 |
大課題 | 家畜・家禽等の高品質系統作出技術の開発 |
中課題 | 高品質系統作出のための育種計画の構築 |
小課題 | フィールドデータを用いた総合能力評価についての研究 |
摘要 | 効率的な経営を考えるときには経済形質のみならず連産性や生涯生産能力、あるいは体型資質や抗病性などの形質の改良も不可欠である。そこで、フィールドデータを用いた総合遺伝能力評価を試みるための基礎的な情報を得るために、制限付き最尤法を用いて体型資質と経済形質の遺伝率、遺伝相関を推定した。モデルとしては牛群・審査日、審査月齢、泌乳ステージを母数効果としたアニマルモデルを用い、データとしては牛群コードをもとにランダムに抜き出した2,394件のデータを用いた。その結果、乳量、乳脂量と体型審査得点の間の遺伝相関は−0.09、0.03と極めて低い値を示した。また、これらの遺伝相関をもとに主成分プロットを行った結果、体型審査形質のなかでは体積がやや他の形質と離れた位置にプロットされた。 |
研究分担 | 育種・育種2研 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030049981 |
収録データベース | 研究課題データベース |