家畜のゴナドトロピン糖鎖の役割の解明(45)
家畜のゴナドトロピン糖鎖の役割の解明(45)
課題番号 | 1995000852 | ||
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研究機関名 | 畜産試験場(畜試) | ||
研究期間 | 継H03〜H08 | ||
年度 | 1995 | ||
研究問題 | 家畜の繁殖機構の解明と増殖技術の開発 | ||
大課題 | 雌畜の繁殖機構の解明と制御技術の開発 | ||
中課題 | 繁殖機能の発現機構の解明 | ||
小課題 | 家畜のゴナドトロピン糖鎖の役割の解明(45) | ||
摘要 | PMSG(妊馬血清性性腺刺激ホルモン)をHPLC(高速液体クロマトグラフ)によるゲル濾過にかけたところメインピークに付随して複数のサブピークが観察された。Con A(コンカナバリンA)カラム保持画分は対照群とパターンが異なり、サブピークの高さが変化した。逆相カラムによる分析ではα、βサブユニット共に複数のピークが観察された。ゲル濾過同様Con Aカラム保持画分は対照群と若干異なるパターンを示した。排卵確認日のPMSG500IUの投与により、黄体の発育が促進され、開花期の最大長径も投与前周期の同時期と比較して大きかったものの、寿命が短く、プロジェステロン値には変化が認められなかった。また、排卵後に起こる卵胞の発育も促進され、エストロジェンの分泌量が増加した。しかし、発育した卵胞数には変化が認められなかった。いっぽう、排卵後7日のPMSG投与では、プロジェステロン、エストロジェン双方の分泌量が増加し、投与前周期と比較して長期間高値を維持した。また、両群ともにPMSG投与に起因した排卵は認められなかった。 | ||
研究分担 | 繁殖・繁殖2研 | ||
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030049982 | ||
収録データベース | 研究課題データベース |