卵巣機能発現に係わる視床下部・下垂体ホルモンの作用発現機構の解明(47)
課題番号 | 1995000853 |
研究機関名 | 畜産試験場(畜試) |
研究期間 | 継H04〜H07 |
年度 | 1995 |
研究問題 | 家畜の繁殖機構の解明と増殖技術の開発 |
大課題 | 雌畜の繁殖機構の解明と制御技術の開発 |
中課題 | 繁殖機能の発現機構の解明 |
小課題 | 卵巣機能発現に係わる視床下部・下垂体ホルモンの作用発現機構の解明(47) |
摘要 | 黒毛和種の未経産牛に性腺刺激ホルモン放出ホルモン(GnRH)を長期間投与して卵巣機能を抑制した条件の下で、外来性の性腺刺激ホルモンに対する反応性を調べた。GnRHを連続して投与しながらウマ絨毛性性腺刺激ホルモン(eCG)を投与すると、多数の卵胞が発育した。これに並行して血中エストラジオールの上昇が認められた。eCG投与の2日後にプロスタグランディン製剤を投与したところ、スタンディング発情が発現した。発情発現時には、卵巣には多数の卵胞が存在したが、これらは全く排卵しなかった。以上のことから、GnRHの連続投与によって繁殖機能が抑制された状態であっても、卵巣は外来性の性腺刺激ホルモンに反応し、多くの卵胞が発育してくることが明らかになった。 |
研究分担 | 繁殖・繁殖2研 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030049983 |
収録データベース | 研究課題データベース |