スギナの塊茎形成機構の解明(48)

スギナの塊茎形成機構の解明(48)

課題番号41
研究機関名農業環境技術研究所
研究期間完6〜10〜(11)
年度2000
研究問題農業環境構成要素の分類及び特性解明と機能評価
大課題環境生物資源の特性解明と機能評価
中課題環境生物の有用機能の探索・解明と利用技術の開発
小課題スギナの塊茎形成機構の解明(48)
摘要多年生雑草スギナの塊茎形成に関わる要因の影響を解明するために、その根茎を用いた組織培養系を開発した。1/2濃度のMS培地中で3〜4か月間、20℃暗条件下で無菌培養、増殖させた根茎を1節ごとに切断し、ショ糖濃度3%のWhite培地を基本培地とする検定培地を5mlずつ分注した植物試験管内に植え付け、培養し、塊茎様器官が形成された。塊茎様器官は植え付けた根茎切片の節あるいはそこから新たに伸長した根茎の節に形成された。本培養系で形成された塊茎様器官の内部形態は、形成層の活性が低く、放射方向の細胞数が少なく、維管束が明瞭に認められた点が自然条件下で形成される塊茎と異なったが、維管束間の柔細胞の発達・肥大、デンプンの蓄積が認められ、形態的に塊茎と判断された。根茎の維管束が外立内皮に囲まれたトクサ型真正中心柱を形成しているのに対し、培養系で形成された塊茎の維管束は自立内皮に囲まれた分裂中心柱に変化しており、塊茎形成にともない誘導される維管束周辺の形態変化が根茎切片培養法により確認された。培養系におけるスギナの塊茎形成は、培地中の植物ホルモン、窒素を除く無機塩類等には顕著には制御されないのに対し、培地中のアンモニア態窒素濃度の増加により強く抑制されることが明らかになった。
研究分担環境生物・他感物質研
REC-IDS19940023
業績(1)Ecological and phygiological characteristics of reproduction in Equisetum arvense L.
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030079662
収録データベース研究課題データベース

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