花き類に発生する病原ウイルスの諸性質の解明(157)

花き類に発生する病原ウイルスの諸性質の解明(157)

課題番号131
研究機関名農業研究センター
研究期間完8〜12
年度2000
研究問題高収益・持続的畑作農業の確立
大課題畑作物病害虫の総合管理技術の開発
中課題病害・線虫の発生生態の解明
小課題花き類に発生する病原ウイルスの諸性質の解明(157)
摘要花き生産の増大に伴い各種ウイルス病が多発するようになったが、植物ウイルス病の中には病原ウイルスが不明あるいはウイルスの諸性質が十分に解明されていないため的確な診断および防除が実施されていないものが数多くある。そこで、花き類に発生するウイルス病の病原ウイルスの同定を試み、平成7年から11年にかけて採集された11種の罹病植物から7種のウイルスを検出した。また、日本各地で発生しているソラマメウイルトウイルス(BBWV)について抗血清の作製および塩基配列の解析を行い、血清学的および遺伝子学的な類縁関係を検討した。海外産BBWVの多くは寒天ゲル内二重拡散法により2つの種、BBWV-1および-2に分類されてきたが、同手法による反応は不安定で分離株の種の識別は困難であった。そこで、数種BBWV分離株の外被蛋白質遺伝子を解析し、両者が分子レベルでも異なる種として位置づけられること、さらに、各々に作製した抗血清のDAS-ELISA法によって識別が可能であることを確認した。日本各地で分離されたBBWVの多くは、DAS-ELISA法でBBWV-2抗血清とのみ反応したことからBBWV-2に属すると考えられた。BBWV-2抗血清との反応が認められなかった2分離株について外被蛋白質遺伝子の塩基配列を解析した結果、両分離株はBBWVが属するFabavirus属の新たな種として位置づけられると考えられた。
研究分担病害虫防除・ウイルス研
病害虫防除・(上席)
REC-IDS19960036
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030084555
収録データベース研究課題データベース

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