快適性指標等に基づく作業システム評価モデルの構築
快適性指標等に基づく作業システム評価モデルの構築
課題番号 | 2002002284 | ||
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研究機関名 | 農業技術研究機構 | ||
研究期間 | 新規2002〜2002 | ||
年度 | 2002 | ||
研究問題 | 共通専門研究・中央地域農業研究 | ||
大課題 | 低コスト・省力化及び環境保全のための機械・施設に関わる作業技術研究の推進 | ||
中課題 | 農作業快適化条件の解明及び作業システムの評価手法の開発 | ||
小課題 | 快適性指標等に基づく作業システム評価モデルの構築 | ||
大項目 | 国民に対して提供するサービスその他の業務の質の向上に関する目標を達成するためとるべき措置 | ||
中項目 | 試験及び研究並びに調査 | ||
摘要 | i)携帯電話を活用して農用車両転倒事故を自動通報する装置を小型化するとともに、圃場内無線LAN(フィールドサーバー)を活用してJA等の管理センターへ異常事態を連絡する農作業緊急通報装置を試作し、実用に供し得ることを確認した。ii)不耕起栽培を軸とした水田輪作体系を定着させるため開発したインターネット版農作業シミュレータは、各種データの入力操作性を大幅に改善することにより、実用性が向上した。現地営農集団の麦・大豆体系におけるシミュレーションでは、不耕起播種技術を導入することで作業可能面積が2−3割増大すると推定された。iii)精密圃場管理技術を導入した水稲・小麦の体系化試験において、10mメッシュ単位に4段階の精密追肥管理を行った水稲では、前年の2段階追肥より草丈、未熟粒発生率の変動係数が小さくなり、精密管理の有用性が示唆された。さらに、水稲生産に関わるトラクタ・コンバインのCO2等の排出量を調査して環境影響評価データベースを拡充するとともに、機械作業の環境影響評価に用いるLCA(ライフサイクルアセスメント)の簡易算出ソフトウェアを作成した。 | ||
研究分担 | 農業技術研究機構 中央農業総合研究センター 作業技術研究部 作業労働システム研究室 | ||
業績 | (1)オペレータの作業態度の分析第1報均衡型 (2)水稲・小麦作における精密管理のための圃場・作物情報の検討(第2報) (3)携帯電話等を活用した農作業緊急情報通報システムの開発(第2報)−装置の小型化と無線LAN(フィールドサーバ)の活用− (4)作業姿勢計測用傾斜センサのワイドレンジ化と作業姿勢モニタの改良 (5)大豆コンバインを基幹とする麦大豆輪作技術シミュレーション (6)小麦移植と大豆狭畦栽培(狭条間播種)による水田輪作体系の試み (7)高精度作物栽培管理のための収量マッピング技術の開発(第2報)−研究用バッチ式高精度収量計測システムの試作− (8)主要研究成果(科学・参考): コンバイン搭載型高精度試験研究用米麦収量計測システム | ||
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030088689 | ||
収録データベース | 研究課題データベース |