課題番号 | 2004004762 |
研究機関名 | 農業・生物系特定産業技術研究機構 |
研究期間 | 新規2004〜2004 |
年度 | 2004 |
研究問題 | 東北農業研究 |
大課題 | 寒冷地における畑作物の生態系調和型持続的生産技術の開発 |
中課題 | 土壌動物・微生物相を利活用した畑土壌管理技術の開発 |
小課題 | 不耕起によるアブラナ科野菜栽培のための肥培管理法の開発 |
大項目 | 国民に対して提供するサービスその他の業務の質の向上に関する目標を達成するためとるべき措置 |
中項目 | 試験及び研究並びに調査 |
摘要 | i)ハクサイの不耕起栽培は耕起栽培に比べて硝酸態窒素の地下浸透を抑え、部分耕起栽培は耕起栽培に比べてハクサイ収量を10%程度低下させるにとどめること、土壌生物多様性の指標であるミミズの活動量をわずかながら増加させることを示した。ii)土壌のキノン及びリン脂質脂肪酸組成は、堆肥施用による土壌微生物相の変化とある程度対応しており、その評価指標として使用できる可能性を示した。iii)土壌原生動物について従来の無染色観察法よりも明確に内部構造が観察できる染色法を確立した。iv)不耕起圃場において除草剤の使用でミミズの個体数及び活動が低下すること、リビングマルチにより土壌動物個体数が増加することを示した。v)異なる株の根を染め分けるシステムを開発し、不耕起や混作における、植物間の養水分競合を定量的に測定できるようにした。 |
研究分担 | 農業・生物系特定産業技術研究機構 東北農業研究センター 畑地利用部 畑土壌管理研究室 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030091002 |
収録データベース | 研究課題データベース |