東シナ海における主要水産資源の個体群動態の解明

東シナ海における主要水産資源の個体群動態の解明

課題番号2005007682
研究機関名水産総合研究センター
研究期間新規2001-2005
年度2005
研究問題該当なし
大課題水産資源の持続的利用のための調査研究の高度化
中課題我が国周辺海域における主要水産資源の生物特性の把握及び評価・管理手法の高度化
小課題東シナ海における主要水産資源の個体群動態の解明
大項目国民に対して提供するサービスその他の業務の質の向上に関する目標を達成するためとるべき措置
中項目試験及び研究、調査並びに技術の開発
摘要・カタクチイワシについては、3月に鹿児島県下で採集されたカタクチイワシシラスと、4月に東シナ海で採集されたカタクチイワシシラスについて耳石日周輪紋の解析により、両者の孵化日、平均日間生長量を比較するとともに、領海域の漁獲量の経年変化を比較し、東シナ海沖合に出現するカタクチイワシシラスの九州西漁場への加入が可能であることを把握し、海域の流動構造、基礎生産等の知見と合わせて加入機構の解明を進めた。・マアジについては、個体群動態モデルの原型を発展させ、マアジ資源評価、管理を仮想現実として記述し、管理方策の有効性や頑健性を検討するためのオペレーションモデルを開発した。・また、中層トロールによるマアジ幼魚採集尾数について、調査点数を増減させて結果をリサンプリングし、平均値と標準偏差を検討した。・着底トロールにより同一調査点の複数回曳網を行って、採集重量の変動を検討するとともにマアジの成長と成熟について、耳石による年齢査定結果と卵巣の組織学的検討結果を取りまとめた。・重要底魚類の生物特性の欠落点を明らかにし、このうちトラフグ、ムシガレイ、ソウハチの年齢形質に基づく成長及び漁獲物の年齢組成等基本生態を把握するとともに、卵巣の組織及び卵数、卵径調査を行った。 またケンサキイカについては、日齢査定法の検討を行った。・LCネットにより160尾のタチウオ幼稚魚を採集し、タチウオの加入量調査手法として同手法が有効であること、大陸棚以深の東シナ海の底生魚類相は基本的には深度に沿って層状構造を形成することから、現存量推定の際は調査区を水深によって層化することが最も合理的である。これらの知見と前述の生物特性調査の進展により、底魚類の現存量推定精度の向上を図った。
研究分担水産総合研究センター 西海区水産研究所 東シナ海漁業資源部 底魚生態研究室
水産総合研究センター 西海区水産研究所 東シナ海漁業資源部 資源評価研究室
水産総合研究センター 西海区水産研究所 東シナ海漁業資源部 浮魚生態研究室
予算区分水産庁交付金
業績(1)A new shrimp goby of the genus Amblyeleotris (Perciformes: Gobiidae) from the Ogasawara Islands, Japan
(2)Reproductive parameters of the chub mackerel Scomber japonicus estimated from human chorionic gonadotropin-induced final oocyte maturation and ovulation in captivity.
(3)Three new species of the deep-dwelling goby genus Obliquogobius (Perciformes, Gobiidae, Gobiinae) from Japan, with a comment on the limit of the genus
(4)夏秋期に瀬戸内海に分布するカタクチイワシの産卵間隔および産卵数に及ぼす水温、肥満度の影響
(5)紀伊水道からのトラフグ当歳魚の回遊と回遊に及ぼす冬季の低水温の影響
(6)胎盤性生殖腺刺激ホルモンによるマアジの成熟・排卵促進
(7)東シナ海・黄海の漁業資源
(8)初夏の九州西方沖〜対馬海峡におけるカタクチイワシ仔魚の分布と成長/平成17年度日本水産学会大会
(9)カタクチイワシ成魚の耳石履歴情報の解析
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030091846
収録データベース研究課題データベース

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