優良親魚の養成技術及び採卵技術の開発

優良親魚の養成技術及び採卵技術の開発

課題番号2005007727
研究機関名水産総合研究センター
研究期間新規2001-2005
年度2005
研究問題該当なし
大課題栽培漁業に関する技術の開発
中課題健全な種苗の生産技術の開発
小課題優良親魚の養成技術及び採卵技術の開発
大項目国民に対して提供するサービスその他の業務の質の向上に関する目標を達成するためとるべき措置
中項目試験及び研究、調査並びに技術の開発
摘要・クロマグロの卵確保技術の開発に取り組み、mtDNA分析により昨年産卵した雌と新たに産卵を開始した雌個体を確認した。卵・仔稚魚のハプロタイプの調査を行い、各発育段階でハプロタイプの数が減少する傾向を明らかにし、家系によって生残率に違いがあることを見い出した。・ブリを対象とした市販飼料を用いた親魚養成と産卵試験では、飼料の違いで成熟状況,産卵成績が異なり、数種類の混合給餌で良好な成績が得られることを把握した。ブリの耐病性にかかわる遺伝子座の候補を見い出した。・ブリ類を対象とした成熟・産卵を制御する技術について、ブリでは養成水温を19℃に制御し、飼育密度を高めることで成熟促進と産卵成績の向上が再確認され、12月の早期採卵技術の安定化を図った。また、カンパチでは、19℃の加温養成で成熟と同調性の可能性が得られた。・レプトケファルス型魚類であるハモの卵確保技術の開発に取り組み、1産卵期の産卵回数は従来考えられていた1回ではなく、複数回であることを世界で初めて明らかとした。ウナギでは、排卵する割合や卵質の向上が可能になり、天然ウナギではふ化率が過去最高の49%となり大量、安定採卵技術を大きく前進させた。・ホシガレイの採卵手法について、量産規模における排卵周期に沿った人工授精技術を開発し、本種の良質卵の確保に優れた手法であることを明らかにした。クロソイでは、親魚の養成水温をコントロールすることで出産を同調化する技術を開発した。・クルマエビの卵確保技術の開発に取り組み、卵影比による親エビの選別と低水温処理による産卵コントロールが養成親エビからの有効な採卵方法であることを実証した。また、実験池で養成した親エビから得た幼生は、実用規模で種苗生産に利用できウィルスフリーの稚エビが生産できることを実証した。
研究分担水産総合研究センター 百島栽培漁業センター
水産総合研究センター 上浦栽培漁業センター
水産総合研究センター 志布志栽培漁業センター
水産総合研究センター 奄美栽培漁業センター
水産総合研究センター 古満目栽培漁業センター
水産総合研究センター 五島栽培漁業センター
水産総合研究センター 宮古栽培漁業センター
協力分担関係東京海洋大学
宮崎大学
予算区分水産庁交付金
業績(1)胚の発生段階に基づくクロソイ親魚選別による出産の同調化
(2)日長および水温条件の制御によるブリの12月産卵
(3)ブリの早期採卵技術とその効果
(4)親魚管理による種苗期疾病の防除
(5)コブシメ卵のふ化水槽およびふ化イカ収集装置
(6)クエの精子凍結保存方法と凍結精子を用いた人工受精
(7)Production of symmetrical flatfish by controlling the timing of thyroid hormone treatment in spotted halibut Verasper variegatus
(8)Pedigree analysis of recaptured fish in the stock enhancement program of spotted halibut Verasper variegatus
(9)Directed movements and diel burrow fidelity patterns of red tilefish Branchiostegus japonicus determined using ultrasonic telemetry(超音波テレメトリーによるアカアマダイの意図的移動と日周巣穴固執行動の解明)
(10)ポピドンヨ−ド剤がオニオコゼ卵のふ化率に及ぼす影響/平成17年度日本水産学会大会
(11)Indoor observation on the diel behavioral activity of red tilefish(アカアマダイの日周行動についての室内観察)/'6th SEASTAR2000(ポスター)
(12)Behavior of wild and hatchery-reared red tilefish measured by the two methods: video recording and biotelemetry tracking(ビデオ撮影およびバイオテレメトリーによる行動追跡の2手法から解明したアカアマダイ天然魚と人工生産魚の行動)/Sixth Conference on Fish Telemetry
(13)バイオテレメトリーによる水圏生物情報の取得と応用7〜環境変化に対するアカアマダイの行動特性〜/平成17年度日本水産学会大会
(14)ベネデニア症に対するブリ類の宿主抵抗性に関するQTL解析
(15)富山県水産試験場で海洋深層水を用いて飼育したマダラ親魚の日長処理による採卵時期の早期化
(16)クルマエビの成熟と水温の関係
(17)新たなブリ育成用配合飼料を用いた養成親魚からの採卵の試み
(18)陸上水槽で養成したハモの摂餌量について
(19)海産魚における電気麻酔効果の検討
(20)飼育条件下におけるスジアラの産卵生態について
(21)クロソイの繁殖特性を利用した親魚養成技術開発
(22)親魚飼育の具体例-マダラ
(23)アカアマダイの採卵技術の現状と課題
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030091891
収録データベース研究課題データベース

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