健全な種苗の飼育技術の開発

健全な種苗の飼育技術の開発

課題番号2005007728
研究機関名水産総合研究センター
研究期間新規2001-2005
年度2005
研究問題該当なし
大課題栽培漁業に関する技術の開発
中課題健全な種苗の生産技術の開発
小課題健全な種苗の飼育技術の開発
大項目国民に対して提供するサービスその他の業務の質の向上に関する目標を達成するためとるべき措置
中項目試験及び研究、調査並びに技術の開発
摘要・種苗生産上の初期減耗の防除技術として、クロマグロやクエ,キジハタでは、通気や水流により仔魚を中〜表層に分布させる手法により、摂餌,成長及び生残を有意に向上させるなど、飼育技術の安定化に取り組んだ。スジアラでは水面直下の照度条件を把握し制御することで、摂餌,成長及び生残を有意に向上させ、量産に必要な飼育条件等を把握した。・異体類では、ホシガレイの変態期の体色、形態異常の出現には、T4の分泌時期が大きく関わることを確認した。・さらに、ヒラメでは、放流後の生残状況に家系の関与がないことを明らかにした。また、淡水濃縮クロレラを用いた「ほっとけ飼育」では、リゾチーム活性等に従来飼育と差があることを再確認した。・ズワイガニでは、従来の撹拌と薬浴を基本としたワムシ併用給餌で3.8万尾(生残率8.8%)のメガロパ幼生を取りあげ、安定した飼育結果を再現した。飼育装置の改良に取り組み楕円球型に改良した回転型飼育装置を用いたイセエビ幼生の飼育で生残率86.2%を得た。ふ化幼生の半数致死日数(PNR50値)と日齢30〜150の適正密度を把握し、胸脚欠損率が適正飼育の指標になることを示した。・アミメノコギリガザミの飼育では、管理技術の改良に取り組み、卵消毒ワムシと有用細菌添加の組み合わせで壊死症防除の効果が得られた。ガザミの過剰発育の指標となる第4齢ゾエア腹肢の剛毛出現率は、イースト給餌主体ワムシの使用で有意に高くなった。・マダイの閉鎖循環飼育では実用化システムの開発に取り組み、システムの硝化能力を1.9倍向上させ、ふ化から放流サイズの平均全長57mmまで4,065尾/klの高い飼育密度で飼育できた。・ さらに、ブリ・マダイ等9魚種を用いて、麻酔剤として2-フェノキシエタノールと既存のFA100と安全性と効果を比較した。体表消毒剤及び卵消毒剤について、安全性と効果に関する試験を行った。
研究分担水産総合研究センター 南伊豆栽培漁業センター
水産総合研究センター 玉野栽培漁業センター
水産総合研究センター 上浦栽培漁業センター
水産総合研究センター 志布志栽培漁業センター
水産総合研究センター 屋島栽培漁業センター
水産総合研究センター 奄美栽培漁業センター
水産総合研究センター 五島栽培漁業センター
水産総合研究センター 八重山栽培漁業センター
水産総合研究センター 宮古栽培漁業センター
水産総合研究センター 伯方島栽培漁業センター
水産総合研究センター 小浜栽培漁業センター
協力分担関係京都大学
東北大学
福井県立大学
三重県科学技術振興センター
東京海洋大学
電力中央研究所
予算区分水産庁交付金
業績(1)ヒラメ・カレイの裏表−異体類の左右性発現の機序とその異常について−飼育したカレイ科魚類の左右性に関する形態異常
(2)Correlations among arm sucker count、 wet and dry weight of reared common octopus paralarvae人工飼育したマダコ幼生の吸盤数、湿重量および乾燥重量の相関(英文)
(3)サワラの種苗生産単価の試算
(4)ケガニ幼生の生残・発育及び摂餌に及ぼすアルテミア給餌密度の影響
(5)Current Status on Broodstock Manegement and Seed Producition Techniques in the Black-spot Tuskfish
(6)異なる水温と初回摂餌の遅れがスジアラ仔魚の摂餌、成長、および生残に及ぼす影響
(7)閉鎖循環システムを用いたマダイの種苗生産
(8)Occurrence of Listonella anguillarum in seed production environments of japanese flounder(Paralichthys olivaceus Temminck et schlegel)
(9)ウナギ仔魚の生残に及ぼす飼育水への高分子物質添加効果/平成17年度日本水産学会大会
(10)Juvenile mass production for the black rockfish、 Sebastes schlegeli、 in FRA Miyako Station: present status and problems/ 34th Scientific Panel Meeting & Symposium UJNR Aquaculture Panel
(11)飼育したカレイ科魚類における左右性に関する形態異常
(12)Relationship between the metamorphosis-related malformation and growth and/or development of pleuronectid larvae/6th International Symposium on Flatfish Ecology
(13)イセエビフイロソーマのプエルルスへの変態過程/平成17年度日本水産学会大会
(14)ブリ種苗生産の現状について/日本水産学会ブリシンポジウム
(15)閉鎖系循環システムを用いたマダイ種苗生産/平成17年度日本水産学会大会
(16)閉鎖系循環システムを用いた魚類種苗生産:日本水産学会水産増殖懇話会
(17)ブリ仔稚魚の口部形態異常に及ぼすレチノイン酸の影響/平成17年度日本水産学会大会
(18)異なる日周条件がマハタ(Epinephelus septenfaciatus)仔魚の成長、生残、摂餌およびトリプシン活性に及ぼす影響おける初回摂餌の時間がその後の仔魚の成長に及ぼす影響/平成17年度日本水産学会大会
(19)Status quo of Pacific bluefin tuna Thunnus orientalis seed production in Amami station of NCSE FRA/34thUJNR Aquaculture Panel  Scientific Symposium
(20)スジアラPlectropomus leopardus、クエEpinephelus bruneus、及びマハタEpinephelus septemfaciatusにおける初回摂餌の時間がその後の仔魚の成長に及ぼす影響/平成17年度日本水産学会大会
(21)アミメノコギリガザミの薬剤を使用しない壊死症防除技術開発について/平成17年度ガザミ種苗生産研究検討会
(22)Current situation of technical developments in seed production of yellowtail、 Seriola quinqueradiata in Japan/34th Scientific Panel Meeting & Symposium UJNR Aquaculture Panel
(23)アカアマダイの天然魚および人工種苗の行動比較
(24)ヒラメ無眼側体色異常に及ぼすビタミンAパルミテ−ト強化アルテミアの影響
(25)ニホンウナギにおける種苗生産技術の高度化と育種基盤の整備
(26)ウナギ仔魚はワムシの夢を見るか?-魚類仔稚魚の消化吸収特性とウナギ仔魚の飼育用飼餌料の開発-(招待講演)
(27)「ほっとけ飼育」によるマダイの種苗生産事例
(28)イセエビふ化フィロソーマの絶食耐性について
(29)イセエビにおける中期フィロソーマまでの適正飼育密度について
(30)ズワイガニ種苗生産試験における薬浴による飼育水の細菌数の動態
(31)マダイを対象とした閉鎖系循環飼育−I 生物ろ過装置の機能向上について
(32)流速環境の変化がクエ仔魚の摂餌および生残に与える影響
(33)キハダ仔魚のワムシ摂餌に及ぼす光条件の影響
(34)クロマグロ仔魚の生残に及ぼす照度と水流の効果
(35)ヒラメを育てる!種苗生産のしくみ
(36)マダラの種苗生産と放流技術の現状について
(37)研究ホットライン ズワイガニ稚ガニの大量生産を目指して
(38)ブリ類の種苗生産の現状と今後の展望 ブリ、カンパチ、ヒラマサの養殖用人工種苗の普及へ向けて
(39)アカアマダイの技術開発の現状について
(40)ズワイガニ稚ガニの最多生産日数を更新
(41)完全養殖に繋がるシラスウナギの生産に成功しました!〜養殖研究所の飼育技術の再現性を実証〜
(42)クロマグロの初期生残率が大幅に向上 大量生産への第一歩
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030091892
収録データベース研究課題データベース

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