(エ)生態系における有害物質等の動態解明と影響評価手法の高度化

(エ)生態系における有害物質等の動態解明と影響評価手法の高度化

課題番号2006008677
研究機関名水産総合研究センター
研究期間新規2006-2010
年度2006
研究問題(1)水産物の安定供給確保のための研究開発
大課題ウ.水産生物の生育環境の管理・保全技術の開発
中課題(エ)生態系における有害物質等の動態解明と影響評価手法の高度化
小課題(エ)生態系における有害物質等の動態解明と影響評価手法の高度化
大項目第2 国民に対して提供するサービスその他の業務の質の向上に関する目標を達  成するためとるべき措置
中項目2 研究開発等の重点的推進
摘要有機スズ化合物による魚類生殖細胞の分裂活性や細胞死等の出現頻度、生殖腺刺激ホルモン産生細胞数への影響など、生態系における有害物質の動態を解明した。また、海水中の有害化学物質の総合評価について、影響程度に基づく対象化学物質の分析の優先順位付けを行うと共に効率的な抽出法を開発した。毒性試験法では、海産藻類、海産甲殻類、魚類を対象に、有害物質の抽出に用いる有機溶媒の毒性を明らかにした。広島湾の底質中における多環芳香族化合物(PAH)の分布を明らかすると共に、PAHの抽出方法、イソゴカイによる取り込み実験を行うための手法等を開発するなど、生態系における有害物質等の影響評価手法の高度化が進捗した。
研究分担水産総合研究センター 中央水産研究所 利用加工部 食品バイオテクノロジー研究室
水産総合研究センター 瀬戸内海区水産研究所 化学環境部
水産総合研究センター 瀬戸内海区水産研究所 化学環境部 生物影響研究室
水産総合研究センター 東北区水産研究所 海区水産業研究部 海区産業研究室
水産総合研究センター 瀬戸内海区水産研究所 化学環境部 生態化学研究室
水産総合研究センター 中央水産研究所 資源評価部 生理特性研究室
協力分担関係鹿児島大学
予算区分水産庁交付金 委託・環境研究[有害化学物質] 文科省[科研費] 環境省[地球環境] その他他省庁経費
業績(1)魚類の卵黄形成機構と環境ホルモン調査への応用
(2)被検物質および分解生成物の甲殻類及び魚類に対する有害性の解明
(3)イトヨ雄特異タンパク(スピギン)を用いた環境アンドロゲン作用の高感度検出
(4)代替漁網防汚剤の魚介類に対する有害性評価
(5)魚を使って環境ホルモンをチェックする
(6)原著:Okamoto, M., K. Takeda, H. Sugisaki and T. Asahida. 2007. Larval and juvenile development of Lestidiops sphyraenopsis Hubbs, 1916 (Aulopiformes: Paralepididae) in the western North Pacific, with a reexamination of the holotype of Stemonosudis molesta (Marshall, 1955). Ichthyol. Res. 54(1)
(7)魚類性ホルモン結合グロブリン遺伝子の種間比較と性成熟に伴う血中量の変化
(8)有害物質の汚染メカニズム解明と保全目標の検討
(9)6-2-5-c 有機スズ化合物
(10)魚類性ホルモン結合グロブリン (SHBG) は外因性 性ホルモンと特異的に結合する
(11)6-2-5-e PAH
(12)要旨集:田所和明、岡崎雄二・小埜恒夫・杉崎宏哉(2007)親潮および黒潮・親潮混合域におけるNeocalanus属カイアシ類3種の現存量の10年スケール変動
(13)原著:S. Chiba S, K. Tadokoro, H. Sugisaki, T. Saino (2006) Effects of the North Pacific decadal oscillation on plankton phenology in the western subarctic North Pacific based on 50 years of zooplankton data, the Odate Collection Global Change Biol.
(14)油及び油処理剤のマミチョグに対する複合毒性
(15)多環芳香族及び油処理剤の海産生物の初期発生に関する影響評価.
(16)ピリチオン類分解生成物のアセチルコリンエステラーゼ活性阻害
(17)要旨集・発表:杉崎宏哉(2007)中深層性魚類の摂餌生態研究.日本水産学会シンポジウム要旨集
(18)要旨集・発表:杉崎宏哉(2007)本州東方親潮域における動物プランクトン現存量と種組成の長期変動
(19)ホタテガイ付着物からの下痢性貝毒の発見
(20)貝毒の精密分析法の開発及び二枚貝の毒化機構に関する研究
(21)Lipophilic toxin profiles associated with diarrhetic shellfish poisoning in Korean molluscan shellfish by LC-MS
(22)要旨集:岡崎雄二・杉崎宏哉・栗田豊(2006)仙台湾におけるヒラメ着底稚魚とその他魚類の食性比較
(23)要旨集:M. toyokawa, H Sugisaki and H. Morita (2006) Vertical distribution of cnidaria and ctenophores in the A-Line
(24)要旨集:H.Sugisaki, K.Tadokoro and C.Chiba(2006)Time series monitoring in Japan.
(25)要旨集:H.Sugisaki, and K. Tadokoro (2006) Introduction and Overview of current activity (ODATE project).
(26)要旨集: J.Nishikawa, H.Sugisaki and I Yasuda(2006)Increase in salp abundance during 1983-1993 in the western subarctic North Pacific.
(27)要旨集:齊藤・杢・杉崎・津田(2007)北太平洋亜寒帯域におけるNeocalanus属の捕食圧.
(28)要旨集:カイアシ類Metridia属2種の日周鉛直移動による物質輸送
(29)要旨集:S.Chiba, H.Sugisaki, T.Saino (2006) Decadal changes of the Oyashio and Kuroshio affected spatio-temporal variation of the copepod community.
(30)PAHs複合添加時あるいは油処理剤添加時の有害性メカニズム解明及び石油有害性の予測
(31)日本沿岸域におけるエストロゲン様内分泌かく乱物質の魚類への影響実態
(32)マミチョグ(Fundulus heteroclitus)での重油成分の生物濃縮性への油処理剤使用による影響
(33)要旨集:O. yamamura, H sugisaki S Abe (2007) Inter calibration of mocronekton sampling gear during the 2005 MIE-2 cruise.
(34)銅ピリチオン及び亜鉛ピリチオンの数種の海産生物に対する毒性
(35)トリブチルスズ暴露による精子形成関連遺伝子の発現量変化
(36)トリブチルスズがマミチョグ精子形成におよぼす影響ークレアチンキナーゼ遺伝子を指標とした評価手法の検討ー
(37)魚類の精子形成関連タンパク質を指標とした有機スズ化合物の影響評価手法の開発
(38)ピリチオン類分解生成物の動植物プランクトンに対する毒性影響
(39)被検物質および分解生成物の動植物プランクトンに対する有害性の解明
(40)ジャワメダカ(Oryzias javanicus)に及ぼす17β-エストラジオールおよびエストロン混合暴露の影響
(41)Effect of environmental estrogens on feminization of fish in coastal waters of Japan
(42)Pollution by estrogens in river and estuarine waters around Kuala Lumpur, Malaysia, and their effects on the estuarine Java-medaka, Oryzias javanicus
(43)銅ピリチオン暴露により誘導されたマミチョグの骨格異常
(44)二枚貝の残留濃度に基づく我が国沿岸域の多環芳香族化合物汚染
(45)播磨灘沿岸におけるイボニシ中の有機スズ化合物及び代替物質の測定
(46)水産育種研究会総会・研究会に参加して(水産研究のフロントから)
(47)日本沿岸の海産生物中石油成分濃度の把握
(48)船底塗料用防汚物質ピリチオン類の海産生物に対する毒性
(49)Effect of environmental estrogens on feminization of fish in coastal waters of Japan
(50)海産底生生物を用いた底質毒性試験法の開発と影響評価手法の確立
(51)流出油及び油処理剤の海産生物に対する有害性評価に関する研究
(52)ニトロアレーンの海産生物への毒性影響の解明
(53)6-2-6-c 流出油,廃油ボール
(54)研究
(55)要旨集: K.Tadokoro, T.Ono, A.Shiomoto and H.Sugisaki (2006) Trends and bidecadal oscillations in PO4 concentration in the Oyashio Kuroshi-Oyashio mixed waters.
(56)6-2-5-b ダイオキシン類
(57)海水中ニトロアレーン分析法の高度化
(58)6-2-5-d PCBおよび有機塩素系農薬
(59)Acute toxicity of pyrithione antifouling biocides and joint toxicity with copper to red sea bream (Pagrus major) and toy shrimp (Heptacarpus futiliostris)
(60)陸奥湾の養殖ホタテ貝の殻表面付着物から初めて検出された下痢性貝毒について
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030092783
収録データベース研究課題データベース

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